Summicron 50mm/f2 2nd | Kasyapa for LEICA

Summicron 50mm/f2 2nd | Kasyapa for LEICA

Leica M-P Typ240 + Leica Summicron-M 50mm f2 2nd – Doppietta

SUMMICRON M50/2 第2世代 レビュー

Leica Summicron 50mm f/2 2nd – Doppietta-Tokyo

Leica Summicron 50mm f/2 2nd – Doppietta-Tokyo

LeicaのMマウントレンズ『Summicron 50mm/F2』の出品です。伝説のズミクロン50の二代目として1968年から1979年にかけて生産されていたモデルで、この個体はシリアルナンバーから1972年製とわかります。初代ズミクロン50と比較するとかなり軽量になったほか、最短70cmまで寄れること、レンズコーティングの進化でカラーの発色やコントラストがかなり改善された点など、総合点の高いレンズです。各世代のズミクロン50をひと通り所有してきた所感として、この二代目ズミクロン50は「よく写る、でも良い意味で写り過ぎない」絶妙なさじ加減のレンズです。初代は写りに幾分か不安定さがあり、三代目以降は写り過ぎて人によっては味わいを感じられない方もいると思います。二代目ズミクロン50はその中間として良い立ち位置にあるとともに、10万円台前半から狙えるお求めやすさも立派な利点です。付属品は前後キャップ、UN製薄型レンズ保護フィルター（3000円相当）です。ライカの純正フードは基本的に汎用フィルターとの併用不可（干渉してしまう）ですが、このフィルターは例外的に同時装着可能な逸品です。コンディションについて。50年前のヴィンテージレンズなので鏡胴には使用に伴う自然な使用感があります。レンズ取り付け指標の赤ポッチがいつのまにか取れて無くなってしまったので、新宿ラッキーカメラさんにてアフターパーツで補修してもらっています。光学的には目立つカビや曇りは目視で見られないので、割と近年にオーバーホールまたはレンズ内清掃された個体だと思います。その際に後ろ玉に取りきれないカビ痕が残ったようですが、実写で影響を感じることは私はありませんでした。念のためやや難あり品として二代目ズミクロン50としては格安で出品します。実用品としてとても良い個体だと思います。このレンズで撮影した作例写真を6枚掲載したのでご参照ください。とはいえ50年前の古いレンズには変わりないので、念のため整備前提でお買い求めください。また、部品の抜き取りを防ぐためノークレームノーリターンでお願いします。