KENWOOD LS-K711 をチューンアップする - いつか消える文章

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KENWOOD LS-K711 | 相模原☆野 のブログ

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ケンウッドのコンパクトコンポーネントシリーズ「Kシリーズ」より、スピーカーシステム「LS-K711」です。\r\r以下の整備を施しています。\r・　ネットワークの改修\r・　配線の引換え\r・　センターキャップの補修\r・　吸音材の変更\r・　バインディングポストの研磨\r\rHF回路のフィルターを刷新しています。（写真4枚目右下）\r-12dB/octから-18dB/octに変更。クロスオーバー周波数が若干下がり2kHz付近になっています。\rコンデンサは、パナソニック製PETフィルムとニチコン製およエルナー製のオーディオ向け電解コンデンサを採用。\rコイルは交換し、インダクタンスを少し上げています。\r位相接続は変更なし。能率もアッテネータでオリジナルと同等に揃えてあります。\rLF回路は既存のままです。\r\r内部配線をJVCKENWOOD製のOFCケーブルに引き換えています。\r\r片方のセンターキャップにクラックがあったので、接着で補修し、全体をアクリルエマルジョンで覆い目立たなくしています。（写真9枚目）\r\r内部の吸音材を変更しています。\r既存の大量のエステルウールをほぼ撤廃。ツイーター背後に新たにPET製硬質フェルトを配備しています。\r\rバインディングポストは、分解して薬剤で磨いてあります。\r\r------\r\rキャビネット外観は、片方の側面に打痕があります。（写真5～7枚目）\rその他、薄い擦り傷が少し見られますが、目立たない程度です。\r\r前面ネットには、穴や剥がれは無く綺麗です。\r\r------\r\r現代まで続くKシリーズの、比較的初期の頃のブックシェルフ型スピーカーです。専用レシーバーとともにハイコストパフォーマンス機として知られます。\r\r元々の音はドンシャリですが、フィルター回路を見直し、ツイーターの受け持ち幅を広げて少しフラットに寄せています。\rまた、吸音材の変更で、低めの中音の量感を若干上げています。\r\r能率が低めなので、元気にドライブするアンプを使用されることをお勧めします。\r\r------\r\r主な定格\r・　2ウェイ2スピーカー/バスレフ型/防磁設計\r・　寸法：W158 x H270 x D264 mm\r・　重量：4.3kg\r・　インピーダンス：6Ω\r・　再生周波数帯域：50Hz～45kHz\r・　出力音圧Lv：85dB/w・1m\r・　最大入力：80W