HOR1 WINBOY インタビュー 「Honey Bunny」でも話題 ダンス世界

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ライブレポ＞『BOYNEXTDOOR TOUR'KNOCK ON vol.1 IN INCHEON

いつもニコニコです、第三者の購入を禁じます。72年にGXOや後期型2000GXなどと略同じタイミングで発売された3バンドモデルです。当時のラジオ界では高性能、高機能を前面に出したセールスが主流で、ヒットさせるためには兎も角考えられるあらゆるアクセサリーを付けなければいけないという風潮がありました。トップメーカーだったナショナルとしてはそういう時流を捉えた製品は必要であると理解しながら、矢張りラジオの本質は高感度、高音質であるとする声が内部にあったのでしょう。このモデル、写真を見て頂ければわかる様に凡そ当時流行だったアクセサリーの類が殆どありません。僅かにダイヤルライト(これが暗くて点灯しているのかどうか良く分からない),AFC(FM受信時の周波数ズレを防ぐためのAuto Freqency Control)のみです。一方で超高感度、超高選択度を謳っていて、上級機GXOと同じ受信回路、殆どの競合機を凌ぐ巨大なフェライトアンテナ(φ12X 180mm)を内蔵しており、当時のマニュアルでは全モデル比トップクラスの高感度を誇って居ます。音質についても手抜きは一切無く、強力な磁気回路とアルミセンターキャップを持つ10cmスピーカーと当時では最強の2.6Wという出力を待って居ました。寸法としては上級機GXOと殆ど同じですが僅かに前後の厚みがあり、スピーカーグリルの開口度が高い為か、GXOよりも更に良く響く低音とクリアな高音を持って居ます。ワールドボーイシリーズトップの音質であると断言される方もいる様です。アクセサリーが少ない事の利点は他にもあり、50年以上のモデルなのに故障が少ない。良い事ずくめですが、欠点は大きく重い事、更にトップパネルの塗料が剥げやすく、レンジ用の強力な洗剤を使うとレタリングが消えてしまう事の2点です。後者の問題は結構シリアスでこのモデルの愛好家は愛煙家が多いので、ヤニ汚れが多めですが、それを落とすにはどうしてもレンジ用の強力洗剤が必要で、レタリングが消えてしまいます。それでもシンプルイズベストという方針は正しく、その証拠に今アクセサリー満載のラジオなぞどこにもありません。このモデルが凄いのは今日でも高感度、高音質という点では最新機種に劣らない事です。電池はお付けします。お届け翌日迄の買い手責任外の不具合には対応します。