POLK AUDIO Monitor 6 をメンテナンスする - いつか消える文章

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Polk Audioのスピーカーはなぜ「安くても高音質」なのか？ 新

Polk Audio 新製品] アメリカンHi-Fiスピーカー「Monotor XT

ポークオーディオの「Monitor 6」というパッシブスピーカーです。\r2台セット。94年頃の製造。\r\r以下の整備を施しています。\r・　ダンパーの再接着\r・　静電容量の補正\r・　樹脂プレートの補強\r\rミッドレンジユニットのダンパーの一部が剥離していたため、再接着しています。\r\rMF回路のLCF用コンデンサの静電容量が2台で異なっていたため、片方のディバイディングネットワークにコンデンサを追加してどちらとも同等の値になるよう補正しています。（写真6枚目右下）\rなお、それ以外のフィルター回路はオリジナルのままです。\r\rツイーターの樹脂プレートのネジ孔周辺にクラックが見られるため、混合型エポキシ系接着剤で埋めています。（写真8、9枚目）\rさらに、ネジ孔周辺にも接着剤を盛り補強しています。裏側のため外観からは見えません。\r\r------\r\rキャビネット外観は、一部に引っかき傷と打痕（写真3～5枚目）があるものの、年代を踏まえると非常に綺麗な部類です。\r前面ネットにも穴や剥がれはありません。\r\rミッドレンジのエッジはフォーム製。綺麗に残っています。\r\r背面のラベルシールが剥がれて無くなっています。\r\r------\r\rオールドのポークオーディオのスピーカーです。\r80年代半ば～90年代半ば頃まで流通していたもののようです。メーカーロゴも初期のデザインです。\r現物は希少かと思われます。\r\r本機はウーファーのみ別個単体で存在し、それとセットの運用が前提のめずらしいシステムです。\r出品物は2.2cmドームツイーター＋10cmコーン【ミッドレンジ】の2ウェイとなります。\r内部のフィルターにより180Hzあたりから下の帯域は意図的にロールオフされる仕様です。よって、これ単体では低音はほとんど再生されません。\r\r音は当時のアメリカンサウンドを象徴するような、明朗で陽気な雰囲気。\rコンデンサの影響か高めの中音がややジャリジャリしますが、あえてそのまま残しています。\rそれ以外の整備も、経年劣化による致命的な故障を修復しているほかは、なるべく往年の雰囲気を損なわないことを要としています。\r\r------\r\r主な仕様（判明する範囲）\r・　2ウェイ2スピーカー/密閉型\r・　寸法：134W x 216H x 143D mm\r・　インピーダンス：8Ω\r・　再生周波数帯域：～20kHz\r・　能率：89dB